おの恋の技

ORIGIN 産地

ORIGIN

「交差」する「街」

小野市はいわゆる都会ではない。なんでも揃っているという街でもない。それでも恵まれていることに大阪/神戸/姫路といった大きな街とのアクセスが良く、「物流や情報」「田舎と都会」「古いと新しい」、様々な差が生まれる立地にある。
地とは、何かを発信する場所である前に、素材と技術など、何かが交差し、生まれる場所だ。

兵庫県小野市の場所
鋏・鎌

世界中探しても
我々にしか作れないものがある。

職人 職人 職人

これは我々った
"自慢"すべき
刃物だと。

鍛冶屋は減少しているかもしれないが、鍛冶屋が不要になったわけではない。
世界中探しても我々にしか作れないものがある。
10年後も50年後も100年後も自信を持って送り出したい。

カーン カーン カーン。

カーン
 カーン
  カーン。

あの頃、町工場から聞こえてくる音は、産地に暮らす子供達には当たり前の音だった。鉄を打ち削る音が、地域の音だと気がついたのは、大人になってからだ。今では少なくなりつつあるその音を求め、はるばる遠くから取材がきたりもする。そんな刃物の産地で、270年以上受け継がれている技術に、再び注目が集まりつつある。

職人の技術だけで刃物は作れない。
刃物を作るための道具もまた産地の技術だ。

職人は、作り方を守り受け継ぐだけでなく、環境や材料なども含め「産地」を守り、
後世に受け継ぐコトに責任と誇りを持っている。

そろばん

0歳から100歳まで

そろばん職人が減るのは時代の流れ
だからと言って技術が途絶えてもよいとは思わない。

そろばんは昔から日本の経済を支える縁の下の力持ちです。日本の教育水準は江戸時代から非常に高く、それを支えたそろばん教育は現在も世界に注目されています。私たちは0歳から100歳までの人の頭の健康づくりと、社会で活躍できる子供を育てるためにそろばんを作り続けています。

400年以上の歴史を持ち、経済産業大臣より伝統的工芸品に指定された播州そろばん。数百年にわたって「読み・書き・そろばん」と言われ、脳の発育と集中力を高める教育道具として使われてきました。

職人 職人